先生の要望なら、いつでも駆けつけます！ 2006/03/13 22:55:29 (Mon)

本日午後、外来から内線がかかってきた

「先生、今から外来お願いできますか？」

いいですよ～
どんな疾患ですかね？ふむふむ、心不全と糖尿ですね
りょーかいです！

というわけで、さささっと用意して外来へ

そしたら、迎えてくれたのは看護師さんではなく『THE 医師』
しかも、なんと初対面。。。こんな先生がうちの病院にはいたのね。。。
面食らってると、早速に患者さんの容態を事細かに説明され始めて
私も慌ててメモを取る

今まで外来に行ったら、私の入る診察室のテーブルにカルテがポンっと乗せられてて
看護婦さんが一人いて、カルテを読む間も与えられずに患者さんご登場っていう流れだったから
かなりびっくりしてしまいました

現在使ってる薬のことや
血液検査結果の内容や
個人の生活環境のことや
その他その先生が問診で聞き取られたことを私に伝達

初めてこんなに丁寧に患者さんのことを連絡してもらった

すごくすごく嬉しかった

私のほうからも、指導の方向性を大枠でその場で判断して
医師に伺いを立ててみる
医師からの更なる要求や、管理栄養士側からの提案のディスカッションは
ほんとに極僅かの時間だったけれども、ワクワクして、すごく素敵な時間でした

で、話し合いの末、指導の道筋が決まってから私と患者さんの時間が始まる

30分間も時間を使って、じっくりお話しすることができた
この時間もすごく充実

どうやら、指導している間、隣の診察室があいてたらしくって
医師は、その隣の部屋で私の指導をずーっと聞いてらしたみたい
指導後も、患者さんについてディスカッション
私の指導を聞くなかで「そうなんだ、なるほど！」と思ってくれたことも多数あったとか

こんなに一人の患者さんに力を入れたのは初めてでした
医師は「今後も頻繁に指導をお願いしても良いですか？」と言ってくださって

『私のした仕事を認めてくださったのかな』
と思った瞬間でした

すごくすごく嬉しい言葉でした

今まで指導は色々とやってはみたものの
評価を受けることが無かったので（患者さんについてのディスカッションをすることが無かった）
本当に自分のやってる指導が、患者さんの実になっているのか？との疑問がありました

でも、今日は違った

もう、ほんと感激でした！！