異物混入 2004/09/07 18:32:24 (Tue)

○田の某百貨店の、とある鰻屋さんで先日ひつまぶしを購入
そこのひつまぶしはとっても美味しいんだけど
今回、異物混入があったのでした
父が食べてて『ガチっ！！』っと何かを噛んだらしい
ビックリして吐き出してみると…ホッチキスの針みたいな細さの針金が検出

・・・。

異物混入は、絶対にあってはならないことだけど
実際作ってる最中に何らかの原因で混入されてしまうのは仕方が無いことです
これは、私も大量調理やなんかで経験したから言えることなんだけど…

大学2年生のときの給食管理実習では、他班の実習中に実際に異物混入があって
解剖学の教授が激怒したことがありました…
当時、かなり気を使って仕事をしてたのに
不可抗力とはいえ、起こるミスがあるっていうことに注意することの大切さを学んだのでした

だから、お店の人を責める気はないのですが
注意を促すためにも、お知らせするのは消費者側の礼儀かとも思って電話したのでした

そしたら、びっくり…
売場責任者（専任係長）と取締役部長という肩書きのおじ様たちがすっ飛んでいらした…
インターホン越しの声が、すっごい低くて気分いい♪（←馬鹿）
おじ様たちは、低姿勢を崩さない、この態度もすごく教えられちゃった
たぶん、厄介な客も中にはいるだろうに
いわゆる苦情というものの処理を一手に引き受ける彼らのお仕事の大切さもちょっと垣間見えました

何時ごろ、ひつまぶしを買ったかと聞かれたので「午後に買いました」というと
興味深い話をしてくれました
そこの鰻屋さんでは（もしかしたら百貨店全店舗かもしれないけど）
午前のご飯（お米）は買ってきているらしい
つまり、炊き上がった状態で仕入れをしているということ
午後のご飯は店舗ごとに炊いているのだそうです
だから、時間帯によって、どこの段階で異物混入したかが変わってくるのですね
これは驚きな話でした。材料コストの問題か、はたまた人件費の問題か…

最後に、虎屋のお土産を頂いてしまった…そんなつもりじゃなかったのに…
しかも、商品の代金も返却されてしまった…
いや、そこまでして頂かなくても…というか…逆に心苦しいです

なんだか、最後は申し訳ない感じだったなぁ…

でも、おじ様たち、素敵だった…会えたことに万歳（笑）