しょっく 2006/01/24 21:56:52 (Tue)

帰る間際に、トラブル発生
本日夕食の糖尿食がいつもと違っておかしいらしいとの報告を調理士から受ける
献立をチェックした委託業者の栄養士を呼んで
調理場に漂う不穏な空気の流れと
問題であげられているところをチェックしなおすよう指示

私はというと、現在作られている献立の栄養価から計算をしなおす

先輩は、過去にも同じようなことが無かったかどうかを
徹底的に調べていく

配食時間はPM6時
現在4時50分

時間は絶対に遅らしてはならない！！

ナニガナンデモ時間内に正確な単位計算の食事を提供せねば

急いで朝と昼に提供した食事をチェックして
加えて、残りのエネルギー分と、現在調理が進められている分のトータルエネルギーをはじき出す

そうしているあいだに、委託業者の栄養士からの返答が舞い込む
ミスをしてしまっていたらしい
単位計算を間違えて献立をたてていたそうだ
初歩的なミス
だけど、糖尿の患者には許されないミス・・・

ベテラン調理師さんがいつもとの違いに気がついてくれてなければ
100Kcalほど少ない夕食を提供するところだった

極端な話、たかが100Kcalとはいえ
寝ているあいだに低血糖などおこされては、それこそ病院としては大問題である

委託業者だけの所為には出来ない
私と先輩の監督不行き届きだ・・・

今は、落ち込んでたり、謝罪の言葉を聞いている暇はない
残り1時間で糖尿食を変更させて完成に持っていかねばならない

急いで食品成分表と予定献立表と電卓とで格闘を始める

重量をいじくって、ベースの献立を立て上げて
その後は委託業者の栄養士に任せて、調理場へのフィードバック

一通りの目処がついて
今度は栄養士3人（私・先輩・委託の栄養士）でオモーイ気持ちで反省会
今月末からは、私一人で栄養課を仕切っていくことを考えると
今日のトラブルは大きな教訓となった

ミスを委託業者がしたとしても、責任は私にかかってくる
先輩も、かなりビックリしたようでした
こんなことは過去なかったらしい
先輩は委託に、かなりキツイお灸を据えていたけど
こんなミスは二度とやっちゃいけない

ほんとにコワカッタ・・・

改めて、患者さんの命を預かっているのだと心に留めました