外出していると 2007/01/22 11:35:45 (Mon)

外出してると、家のことが気がかりながらも
すごく心が楽だと感じる
家庭は普通なら第二の天国だといわれるものの
我が家においては、苦痛以外のなにものでもない

私で、そうなのだから
両親にとっては、もっと苦痛なんだろう

子供の頃は、両親＋子供の、いわゆる家庭像から逸脱するのが嫌で
離婚の話や、喧嘩を聞くたびに、泣き叫んで嫌がったものだが
いまや、疲れきってしまった

デフォルメだけの家庭に拘ってきたけど
中身が伴わないのなら、せめて形だけでもと
どこかで思っていたのかもしれないが
今となっては、もうこれ以上傷つきたくなくて
勝手にしてくれと、第三者の境地

もう、限界

所詮、両親間の問題に子供は蚊帳の外
実の父親に「お父さんとは、もう呼ぶな」といわれたら
もう、私は何も言えない

じゃあ、あなたは誰ですか
私は、誰なのでしょうか

親から自分の全存在を否定されて
ショックでした
そのときは、あまりにもショックすぎて、涙すらでなかった

昨日、彼氏に会って
たいした話もしてないんだけど
顔が見れただけで、ホッとした

外にいるときは、笑っていようとおもう

辛いのは、家の中だけで十分

家にいるときは、本当に殺伐としていて
今や、家族間の会話もない
ただただ、個々人の生活音のみが虚しく響いてて
生きた心地がしない

実際、別居の話は水面下でどんどん進んでいる

家にいることが辛くてたまらない

それだけに、少しの時間でも
彼氏が会おうとしてくれたのが嬉しかった
忙しいだろうに
時間を作ってくれたのは嬉しかった

同時に、自分が上手に笑えてるかどうか
相手にとって、もしかしたら負担を与えてるのじゃないか？
とかって、色々考えてしまう

無計画かつ、無気力な私なので
一緒にいて、相手はしんどくないだろうか
私と一緒にいて、疲れてしまわないだろうか

そういう不安が脳をかすめる

彼氏と一緒にいながらも
ふとした瞬間に、今の幸せは本物なのかどうか
家にいるときの自分と瞬時に置き換わって
無表情な自分に戻ってやしないか
どこかに映る自分を見ては、幾度となく確認してしまう

ちゃんと笑えているか
ちゃんと表情があるかどうか・・・

そういうとき、彼氏の笑った顔を見ると
ほんとに、ホッとする

携帯のカメラで
彼の笑顔を撮ってきた

笑顔が、これほどまでにエネルギーを生むものだとは思わなかった

緊張と、不安で凍り付いてる自分の感情も
ちょっと溶けるような気がする

辛いけど、頑張ろうって
そういう風に思えた

会えて、ほんとに良かった

言葉にならないくらい
昨日は嬉しかった

ほんとに、ほんとに、昨日は嬉しかった