正直、悩む 2007/02/26 20:45:36 (Mon)

仕事帰り、梅田のロフトで買い物してたとき
知らない固定電話から電話がかかってきて
出てみると、委託業者の主任栄養士さんからだった

今日の夕方、私が帰宅した後
女の子が、配膳ミスをしたらしい

号泣して主任栄養士さんに電話をかけてきたんだそうだ

実は、今日の午後
女の子にかなりキツク注意したことがあった

ここのところ頻発している栄養科のミスに対して
いったい、彼女がどのようにとらえているのか
現状をどういう風に把握しているのか
改善するためには、まずなにが必要なのか
病院側が、委託業者に対して不信感を持ってること
度重なる彼女の不注意の故のミスに、信用がガタ落ちだということ
次に同じようなミスが起こったときには
私も、もう庇いきれないし
貴女にたいしても、貴女の上司に対しても
厳しい決断をすることになると思うということ
貴女が立ち直れないぐらいに、怒るよということ
弛みっぱなしの仕事の態度は、いい加減、引き締めてもらわないと困るということ

そういうことを時間をかけて話してて

その直後のミス

彼女も、私から怒られるというのが恐怖のあまり
取り乱して、ミスを飛び火させて
病棟に、相当の迷惑をかけたらしい

彼女は、今の業務をするのが恐いと主任栄養士さんに話したらしい
責任を持って、自分の業務を行うことが
彼女にとって、ものすごいプレッシャーになってるのだそうだ

明日、どの顔をして私に会えば良いのか
会って、なにをどう話せば良いのか
こわくて、こわくて、たまらないのだそうだ

病院で勤務するということが
ただのサービス業でなく、医療提供のサービス業であるということが
「間違えました、ごめんなさい」で済まされないというのは当たり前の話で

もし自分が患者だった場合
薬の処方を間違えました
適切な医療を行わず、見当はずれの治療をしました
ということを言われたとき、どういった感情を持つか

それ相応の責任と義務を背負って仕事に当たる
それだけの覚悟がないと、たしかに病院勤務は難しいだろう

どんなに彼女が号泣して、うちひしがれて
立ち直れないぐらいにグズグズになっていても
私は私の立場に立った対応をしなくてはいけなくて
つまり、責任をもてない、今の仕事が恐いというなら
行き着くところは、辞めてもらうしかないという結論に達する

この仕事をしてもらうには、器が小さすぎる
社会的には、そう判断されて仕方が無い

そもそも、自分でやったことを
自分で私に報告するのでなく
私に合わせる顔が無いから、恐いからといった理由で
第三者に報告を任せたり
何か問題をやらかしてから、この仕事が恐いですと、泣きついて
明日上司に1日一緒にいてくださいと泣きつくような態度では
今後、彼女と仕事上絡むのが非常に不安である

普段どんなに仲良く接してても
普段どんなに楽しく喋ったりしてても

仕事と、プライベートは、全然べつ

彼女の辛さも、しんどさも、理解はできるが
甘い顔はできない
「そうだね、大変な仕事だもんね、しょうがないよ」
「やってしまったことは仕方がないじゃないか」
と、ただ甘やかすことはできない

主任栄養士さんと電話で話しながら
今の私は、彼女に叱責しかできないので
そちらで彼女をフォローしてあげてねとしか言えない

トラブルを処理するのが私の仕事で
トラブルを起こした人のフォローまでは
私が関知するところではない

冷たいようだが、それをしなきゃいけないとき
すごく辛いし、悩む

悩んだところで、道が多数あるわけではないので
結論は一緒なのだけど・・・

胃が痛いよ
ものすごく

明日の朝は、早く出勤をするわ